ちょっと期待してしまう

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レッドバックサラマンダー© 2004 John White
© 2004 John White

先週カナダのトロントで開催されたアメリカ微生物学会で、あるバクテリアがカエルツボカビ対策として利用できる可能性がある事が発表されました。以前から両生類に付着している何種類かのバクテリアがカエルツボカビの成長を抑止することがわかっていましたが、すべて研究室の培養皿の上でしか確認されていませんでした。

今回の発表は、これまでわかっていたバクテリアの一つが、生きている両生類の皮膚の上でもカエルツボカビの感染を防ぐのに役立つという内容です。実験はレッドバックサラマンダー(写真上)にPedobacter cryoconitisというバクテリアを付着させた個体と付着させない個体でカエルツボカビの感染を比較するという方法で行われました。

カリフォルニアマウンテンイエローレッグフロッグ© Tim Laman/NGS
©Tim Laman/NGS

カエルツボカビについては耐性がある個体とない個体が知られています。例えばカリフォルニアマウンテンイエローレッグフロッグ(写真上)の北部棲息グループはカエルツボカビの感染に耐えることが出来ましたが、南部のグループはカエルツボカビの侵入と同時にほぼ絶滅状態まで個体数が減ってしまったそうです。一部の研究者はこの手のバクテリアが、カエルツボカビに対する両生類の反応の差の一つの理由ではないかと考えています。

バクテリアを利用した防御は両生類にとっては非常に重要な戦術の一つで、特に卵を各種カビから保護する為に有効に利用されているそうです。


少し明るいニュースです。実際に利用するまでにはまだまだ検討が必要そうですが、もともと両生類の皮膚に生存しているバクテリアを利用するというのは、他の生物への影響が少ないうまいやり方と言えそうです。

急にツボカビが問題になり始めたのは、農薬などでこの種の善玉バクテリアが減少してしまったからって事は無いかな?

なお、両生類の大激減はカエルツボカビが侵入していない場所でも多数観察されていて、ツボカビ問題さえ解消できればカエル問題は解決という事にはなりません。カエルツボカビは両生類激減の原因のうち、最もはっきりしているものの一つにすぎず、他の原因はまだあまりよくわかっていないというのが現状のようです。

National Geograhpic News Amphibian Bacteria Fights Off Deadly Fungus, Study Says
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プロ野球審判員
プロ野球審判員とは、説明するまでもなく、プロ野球の試合における審判員 http://dashed.markjacobsesq.com/
2008/09/09(火) 00:01 | URL | #-[ 編集]
キッズ
2008/09/27(土) 21:41 | URL | #-[ 編集]
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2008/10/10(金) 22:10 | URL | #-[ 編集]
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