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2007年03月

2007年03月 に関する記事です。
オーストラリアで、ある鉄鉱石採掘計画にEPA(Environmental Protection Authority:環境保護諮問機関)から待ったがかかりました。

この手の開発計画では、生息している動植物への影響が懸念され計画が中止になることがたまに有ります。通常、検討の対象になる動物は多くが鳥や哺乳類、その地で人々とつながりが深いシンボリックな生き物です。

今回のケースはちょっと異なります。絶滅が危惧されている生き物の写真が下です。

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(c) EPA

どれも特殊な洞穴動物で、目は有りません。開発を予定している地域では11種類の洞穴動物が調査により発見され、少なくともそのうちの5種が開発によって絶滅してしまう怖れがあると指摘されています。(内、何種かは新種)

EPAの検討結果が直接開発中止につながるわけではなく、この結果を下に環境大臣が開発を許可するかどうかを決定するようです。


日本でも開発の際に天然記念物の動植物への影響が問題になったりしますが、こういった変わった生き物まで検討の対象になることはなさそうです。開発会社は「法律が変わって、そこに行ってなんか見つけてこられただけで開発が出来なくなった」と文句を言っています。

こういった洞穴に棲む動物は、世界中でそこにしかいないというパターンが多いので、開発会社にとってみれば不発弾が見つかった様なものかもしれません。特殊な生物の生息状況も鉱床探しの際、リスクとして見込んでおく必要が出てきたようです。


NewScientistEnvironment Tiny blind critters halt billion-dollar mine,
BBC Tiny animals stop Australian mineより

EPA report (pdf)
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 Hammerhead Shark © 2006 Richard Lang
© 2006 Richard Lang

今、世界中の海でサメが激減しています。理由は乱獲、フカヒレの材料として大型のサメが次々と消費されています。

29日アメリカとカナダの生物学者がアメリカ東海岸の11種類のサメについて、1970年から2005年にかけての生息数を調査した結果を発表しました。減少が最も少なかったのはメジロザメで、減少率は約87%でした。写真のアカシュモクザメは97%の減少、シロシュモクザメに至っては99%も減少していました。(つまり1/100になってしまったということ)

通常、生態系からある捕食動物が排除されても、同じポジションにいた他の動物が空いたすき間を埋め、結果としてバランスは保たれます。ところが今回の場合、話が異なります。生態系の頂点を占めていた全ての種が排除されてしまいました。この事は、いままで押さえ込まれていた上から2番目のポジションの動物が解放され、異常なほど増加する事につながります。

調査を行った海域ではエイがこのポジションを占めていました。エイはサメがいなくなった事から急増、さらに生態系の下の階層に影響が及びます。エイが餌にしていたホタテ貝です。

1983年から1984年の調査では、エイが回遊した前後でホタテ貝の数にはほとんど差がみられなかったそうです。ところが2003年から2004年の調査では、エイは全てのホタテ貝を食い尽くしていました。ホタテ貝が残っていたのは、エイが通れない様、調査者がポールを立てて守っていた場所だけでした。

調査ではサメ-エイ-ホタテ貝の関係だけに的を絞っていますが、実際は他にも同様の影響がでている可能性が指摘されています。


サメについてはヤバイという話をいろいろなところで目にしていましたが、ここまで減少しているとは思ってもみませんでした。しかもサメだけじゃなく他の生き物もえらい事に。下のトラフィックの記事をみると、IUCNのレッドリストに追加されたそうですが、これだけじゃ不安。今度のCITESではニシネズミザメとアブラツノザメの付属書IIへの追加が検討されますが、それ以外の種についてはカバーされていません。取り合えずフカヒレはなるべく慎みましょう。(もともとめったに食べれませんけど、、、)

参考: Traffic EAJ 脅威にさらされるサメ

LiveScience.com Alarming Decline of Sharks Causing Other Species to Vanishより

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インド、マンガロール(多分)のニュースです。ある物を所持していた5人の男が警察に逮捕されました。


ある物とは毒蛇の毒。

押収された物の中に、象狩り用のライフルの弾が合ったそうですから、象を殺す為に使うんでしょうか?食肉目的じゃ無ければ毒を使って殺しても問題なさそうです。

ちなみに毒を提供した爬虫類学者も逮捕されたそうです。


毒蛇の毒もってても日本じゃ捕まらないですよね?(いや、自信なし。ただし殺人の目的で毒を用意すると殺人予備罪になります。)インドに毒蛇採集とか、毒採集に行く時は現地の法律に気をつけた方がよさそうです、ってそんな方はヘビ研の方以外にはいないと思いますが。

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(c) chameleonkingdom on kingsnake.com

この瞬間を写真に撮ったのは凄い!

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 Panda © AP Photo/Wichai Traprew
© AP Photo/Wichai Traprew

タイのチェンマイでパンダの繁殖を促そうと、パンダに猥褻なパンダ動画を見せるというプロジェクトが始まりました。

どんなビデオか興味が有ったのですが、映像そのものは放送コードの関係か公開されなかった様です。リンク先のニュースのはじっこにちょっとだけ映っていますが、よくわかりません。 ><

CBS News Video

というより、こんなに大勢見てる中でビデオ見せても、、、、このシチュエーションで興奮するほどやる気が有るなら、ビデオなんて見せなくても突進してると思われます。

タイのパンダは2003年から10年間25万ドルで、中国からレンタルされているそうです。(意外に安い?)このレンタル期間中に生まれた子供はタイの物になるそうなので、なんとか子供を作ろうと必死。

今のところ、チュアン・チュアン(ビデオを見せられてるオスのパンダ)はビデオには無関心、なんの反応も示していないとのこと。動物園側は諦めず、今後もビデオを見せつづけるそうです。

CBS News Porn Not Yet Boosting Panda's Sex Driveより

関連記事: ぱんだからかみ

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 Hatchie eats thermometer © Davem54
© Davem54 on Aussie Pythons and Snakes
Hatchie eats thermometerより


写真は温度計を吐き戻しているカーペットパイソンのベビー。温度をチェックしやすい様、飼い主はケージの中に棒型の温度計を置いたままにしていました。

次の朝、ケージを見てみると妙に硬直したカーペットが。慌ててカーペットを取り出し、温度計をしごく様に押し出すと、ヘビが自分から吐き出したそうです。(リンク先に他にも写真あり)


うわ、お腹の中で温度計が割れなくて良かったですね。

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実物大のくじらが画面をゆっくり泳ぎます。凄い!

ps.
これ、商業捕鯨に反対する団体のサイトです。私個人は持続的に利用できるなら商業捕鯨には反対してません。調査捕鯨も全然okです。鯨もめったには食べれないけど、食べる機会があれば普通に食べます。(ノルウェーでも食べてきました)

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(c) Chris Austin / Louisiana State University
ScienceDaily New Species Of Lizard Found In Borneoより


写真はボルネオで見つかった新種のトカゲ。ルイジアナ州立大学自然科学博物館のオースティン博士が発見しました。

博士の経験上、熱帯雨林の中でトカゲが良く見つかるのが倒木の下。経験にたがわず、写真のトカゲも倒木の下から見つかりました。それだけでなく、同じ倒木の下からもう1匹別の新種のトカゲを発見。更に、他の倒木の下からまたまた2種類の新種が。

合計で4種類の新種のトカゲをたった2本の倒木の下から発見してしまいました。


博士がついているのか、ボルネオの多様性が凄いのか、、、

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Hierro-giant-lizard.jpg © Jose B. Ruiz / naturepl.com
© Jose B. Ruiz / naturepl.com
Tenerife News Big lizards on the moveより

写真はカナリアオオカナヘビ。スペインのカナリア諸島にしか生息していない絶滅危惧種で、CITESのI種にも指定されています。

スペインではこのカナヘビの保護に力を入れていて、現地にブリーディングセンターを設け、繁殖を進めていました。

ところが今年の1月、カナリア諸島を襲った嵐により、ブリーディングセンターが浸水。なんと飼育していた178匹のカナヘビが溺れてしまいました。嵐によってセンターのプロジェクト5年分がダメになり、センター自体もかなりの損傷を受けてしまったそうです。またこの嵐による野生のカナリアオオカナヘビに対する影響も心配されています。

スペインの環境相は1億円をかけて、センターを再建すると発表していますが、同時にセンターを移転する事も考慮しているそうです。


あまりに稀少な種の場合、現地より少し離れた場所にブリーディングセンターを作るのがよいのかもしれません。前に働いていた会社でも、貴重な図面は本社と、各工場にそれぞれ保管していました。また海外出張の時は全員が同じ飛行機に乗る事は禁じられていました。(ばらばらに現地に到着)

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(c) Adelma Gregory-Bunnell / Cecil Whig via AP
MSNBC/AP Dog saves owner with modified Heimlichより


写真はトビー、2歳のゴールデンレトリーバー。普通の犬じゃありません。

先週の金曜日、オーナーのデビーさんは食事中にリンゴをのどにつまらせてしまいました。息が出来なくなったデビーさん、自分でハイムリッヒ法を試しますが、上手くいきません。

窒息しそうになって苦しんでいるデビーさんを見たトビー、後ろ足で立ち上がり前脚を使ってデビーさんを倒すと、今度はデビーさんの胸に載ってジャンプを開始。

なんとこれが上手く行き、見事のどにつまっていたリンゴがとれたそうです。デビーさんの胸には犬の足の形をしたあざが残っていたそうですから、相当な力で押したんでしょう。


これトビーがとっさに反応したんだとしたら凄すぎ。人間だって普通だったらどうしていいかわからずあたふたするだけでしょう。デビーさんが胸を押してるのを見て、もっと強い力で押してあげよう、とか考えたんでしょうか。それにしても賢い犬です。

ハイムリッヒ法: 日本じゃあまり見かけませんが、外国のレストランには時々説明書が掲示してあります。のどにつまった異物を胸の下部を圧迫して吐き出させる救命方法です。

なお、このブログはすねーくにゅーすで合ってます。どっぐにゅーすに変更する予定は今の所ありません。

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©AP Photo/Carolyn Kaster
Discovery News Tail Wagging Direction Holds Meaningより


犬は嬉しい時や興味を惹くものを見た時は右側に、驚いた時や脅えている時は左側にしっぽを振るという事が実験から明らかになりました。

30匹の犬をそれぞれ箱に入れて、飼い主・赤の他人・怖そうな犬・猫を見た時の様子をビデオに撮って調べてみたところ、飼い主には犬は勢いよく尻尾をふりますが、振り方は左右対称ではなく右側に偏っていることがわかりました。赤の他人や猫を見た時も尻尾を少し振りますが、やはり右側に偏っているそうです。

これに対し、自分より大型の怖そうな犬を目にすると、尻尾は左側に傾いたままでした。

この違いは、犬の右脳と左脳が異なる感情を司っている事に由来するそうです。この左脳(右半身を司る)が楽しい事・嬉しい事、右脳が悲しい事に関係しているというのは人間も同様。このことは左右の脳の働きの違いはかなり昔から生物に備わっていたということを示しています。


これ、マジ?身近に犬がいないから試せない。。。結構微妙な差らしいので、注意深く見ないとわからないそうです。

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(c) Al Liman fireREPTILES

マレーシアマウンテンホーンドラゴン(Acanthosaura armata) という種類だそうです。こちらにもう1枚写真があります。

つまようじが飛び出してるみたいだw

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90707stripedcarmel-med.jpg
© rmwpro on kingsnake.com

ストライプキャラメルアルビノだそうです。段々名前が長くなってきますが、どこまでいくんだろう?

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(c) AP Photo/Frogwatch, HO
AP Australian group captures 'monster' toadより


写真は26日オーストラリアで捕まえられたオオヒキガエル。体重840g、全長20.5cmある大物。これまでに捕まえられたオオヒキガエルの中では最大だそうです。

オオヒキガエルは通常メスの方が大きいのですが、こいつはオス。

「こいつの妹には会いたくないね」と、環境保護団体の人。

捕まえたオオヒキガエルは二酸化炭素で安楽死させたあと、冷凍庫で保管し、まとめて液肥にされるそうです。


こいつなら1匹でビール飲めるかな?

動画 AP/Yahoo!

関連記事: ××をゲットしてビールを飲もう!
Yahoo! ニュース

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Bufo melanostictus Southeast Asian Toad © 2005 Dr. Peter Janzen
© 2005 Dr. Peter Janzen
iza 未許可のカエル不正輸入、ネットに出品で捜査より


未判定外来生物の密輸で東京都港区の水産輸入会社とノアズアーク(らしい)が家宅捜索されました。問題のカエルはヘリグロヒキガエル、輸入した水産会社は「ヌマガエル」という名で輸入してたそうです。

ビッダーズにも販売の痕跡が残っています。(123)

カエル飼っている人は御存知だと思いますが、外来生物法により基本的にヒキガエル属は輸入できません。輸入できる外来のヒキガエル属のカエルは

- テキサスミドリヒキガエル(B. debilis
- ロココヒキガエル(B. paracnemis
- ナンブヒキガエル(B. terrestris
- ガルフコーストヒキガル(B. valliceps
- ヨーロッパミドリヒキガエル(B. viridis

だけです。これらの種を輸入する場合でも種類名証明書の添付が必要になります。オオヒキガエル(特定外来生物で輸入が出来ない)と未判定外来生物(上記5種+在来種)以外のヒキガエルを輸入しようとしたら、事前に環境省に届け出が必要になります。ただしこれまでの結果を見る限り、「環境省に届出→特定外来生物に指定→以後の新たな飼育禁止」となって輸入どころか飼育/繁殖禁止になるだけでしょう。

なお、オタマジャクシについてはどんな種であろうが輸入の際に種類名証明書の添付が必要です。種類名証明書は外国の政府機関か、環境省が認めた一部の機関が発行したものが必要です。採集者、ブリーダー、動物園、研究機関、分類学者が作ったものは原則として種類名証明書とは認められません。



こんなのやって、いい事なんか何にもないのに。バレたら飼育者が白い目で見られるだけです。(to 微妙な「すじを」を輸入している皆さん)


つうか去年・一昨年とインドネシアからはカエルは1匹も輸入していないことになっているんですけど、記録上。この水産会社、もしかして無茶苦茶やってない?


関連記事: 2006年 爬虫両生類 輸出入事情
外来生物法に関する環境省のページ



ps. 一部の報道に「飼育」が規制されているとありますが、誤りです。このカエルを飼育していても外来生物法に関しては何も心配する必要がありません。またノアズアークからこのカエルを購入していても、罪に問われるようなことは一切ありません。現在国内でヘリグロヒキガエルを販売している場合も同様です。

外来生物法で規制しているのは未判定外来生物の輸入だけです。



特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律

第二十一条  未判定外来生物(在来生物とその性質が異なることにより生態系等に係る被害を及ぼすおそれがあるものである疑いのある外来生物として主務省令で定めるもの(生きているものに限る。)をいう。以下同じ。)を輸入しようとする者は、あらかじめ、主務省令で定めるところにより、その未判定外来生物の種類その他の主務省令で定める事項を主務大臣に届け出なければならない。

第二十三条  未判定外来生物を輸入しようとする者は、その未判定外来生物について在来生物とその性質が異なることにより生態系等に係る被害を及ぼすおそれがあるものでない旨の前条の通知を受けた後でなければ、その未判定外来生物を輸入してはならない。

第三十三条  次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
三  第二十三条の規定に違反した者




ps. 2
下のニュースソースでは「国内の生態系に影響が出るおそれがあるため輸入が規制されている」とありますが、間違いです。国内の生態系に影響が出るか出ないか不明なため輸入が規制されています。

また「警視庁は、カエルの不正輸入が国内でのツボカビの感染拡大につながるおそれがある」としているそうですが、カエルの不正輸入とツボカビの感染拡大はなんのつながりも無いと思います。ツボカビで一番最初に影響を受けるのは、カエルを売って生活している人です。

NHKの発表

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Orangutan © 2001 California Academy of Sciences
© 2001 California Academy of Sciences
Buzzle.com Orang Utans Face Extinction By 2012より


五年後にはオランウータンが絶滅している可能性があるそうです。

オランウータンの棲む熱帯雨林が以前予想されていたよりも急速に失われつつあります。原因はパーム油生産のための違法伐採。

パーム油の需要は現在急速に伸びています。その理由は、パーム油がヘルシーである事、パーム油から作った燃料は化石燃料を燃やすより二酸化炭素の排出量を削減するという事の二つの点にあります。石油化学を利用して作った製品よりもパーム油を使った製品の方がエコロジーとされているのです。需要が急増しているバイオ燃料の最も効率的な材料がパーム油です。地球上で生産されるパームオイルの83%がインドネシアとマレーシアで生産されています。

このまま開発が進むと2022年にはマレーシアとインドネシアの98%の熱帯雨林が消滅すると予測されています。この予測は5年前に行った調査から10年、熱帯雨林消滅の時が早まった事を示しています。

生息地の減少に加えオランウータン生存の脅威になっているのが人間です。住み家を奪われたサル達はプランテーションに侵入し、パームを荒らします。あるプランテーションのオーナーは、全てのサルを害獣に指定し、捕まえるか殺すかするごとに1匹10-20ドルの賞金を支払っています。これは現地では1週間分の生活費にあたります。


勢いにのって加速しているパーム油の利用と自然の軋轢が生じ始めています。ただ、原因がエコロジー指向というのが新しい点です。現地の政府だけじゃなく、パーム油の消費国にも、パーム油のバブルに湧く現地をコントロールする責任があると思います。

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パンダから紙を作ろうという試みが中国で始まりました。もちろんパンダをすり潰して紙を作るのではなく、パンダを飼育していると自然に生成される物質を再利用します。

パンダは笹ばかり食べているので、下半身から排出される物質には繊維質が豊富に含まれています。象の臀部から発生するマテリアルを使って、タイで紙を作っている事を耳にしたパンダの専門家が思いつきました。

パンダの尾の付け根から解放されるダークマターの量なんて高が知れているだろと思いますが、この専門家の飼育センターにいる40匹のパンダの生み出す暗黒物質は、1日2トンにもなるそうです。


そう言えばドクタースランプで、牛乳を飲ませたガッチャンを凍らせて、ソフトクリームを作るって話がありましたが、ちょっと似てる?(似てないって)

AP Panda poop to do double duty in Chinaより

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(c) Robert H. Mount
Save The Alabama Red-bellied Turtleより


アラバマアカハラガメは北米に棲むカメの中で最も生息域が狭いカメです。アラバマ州モービルベイの限られた場所でしか見ることができません。アメリカでは絶滅危惧種に指定され、アラバマ州の州爬虫類でもあります。

このカメの生息域のど真ん中にMobile Causewayというハイウェイが通っています。ハイウェイの脇は土が盛り上げられていて、カメの絶好の産卵場所になっています。ところがこのハイウェイには路肩に日本にあるような柵などがありません。

産卵期になると、産卵場所を探して多くのメスが道路に迷いこみ車にひき殺されてしまいます。

リンク先はこのカメを救うため、道路の脇に柵を設けるよう政府やアラバマ州に対して働きかけているサイトです。柵の設置には30万-40万ドルかかると見積もられています。


州爬虫類のためです、30万-40万ドル安い!ってわけにはいかないんでしょうね、きっと。リンク先サイトでは政府機関に善処を求めるメールを送って欲しいと呼びかけています。(文章サンプルもあり)

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marsalas_shed_yawn2.sized.jpg
(c) Br8knitOFF on Aussie Pythons and Snakes
My New Olive - with picより


あーんw

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オーストラリアで、クイーンズランドのイリエワニ保護方針をめぐって対立が起きています。

オーストラリアでは1970年代にワニの商業捕獲が禁止になり、徐々にイリエワニの個体数が回復してきました。最近では、イリエワニと人との接触機会が増えトラブルが発生することも。

これに対して、一部からワニの捕獲を再開すべきだという声が上がっています。増えすぎたワニを減らそうというのです。

ところが、先週発表されたオーストラリア政府の今後10年間の保護方針案は、これとは全く逆のアプローチをとっていました。

発表された案はワニと人との接触による事故を避けるため、法律を作って以下の行為を禁止し、違反者に重い罰金をかけようというものです。

1. ワニがよく見つかる場所で泳ぐこと
2. ワニが棲む場所で水の中に立つこと
3. 桟橋やビーチの傍に魚のはらわた等を捨てること 等々

ワニの側から人を取り除くか、人の側からワニを取り除くか、オーストラリア政府は今回の案に対するパブコメを現在募集中です。

日本のクマ問題とちょっと似ているところがありますね。日本だと今回の様な案は過激すぎて考えられないかも。

gulfnews.com Call to reintroduce crocodile cullingより
クイーンズランド州政府の発表
2007-2017 Draft Management Program for Crocodylus porosus in Queensland

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(c) CBS
WCCO Lights Go Out In Downtown To Save The Birdsより


この季節、多くの鳥がミシシッピ川を遡って、アメリカ南部から北へ渡ります。移動は夜間行われるのですが、毎年多くの鳥が明かりに惑わされて高層建築に衝突、死亡しています。

この事故を防ぐため、夜間、建物の明かりを消そうというキャンペーンがミネソタのツインシティで始まりました。同様の運動はニューヨークやシカゴ、トロントで既に実施されていて、年間数千羽の鳥の命が助かっているそうです。

ミネソタでは4階建て以上の建物に参加が求められています。

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(c)Butterfly Conservation Society of Taiwan
seattlepi.com Taiwan offers 'freeway' for butterflies


写真は台湾に生息するマダラチョウ科のチョウ。この蝶は冬を台湾南部で過ごした後、繁殖の為、北に移動します。

台湾南部では約200万匹のマダラチョウが冬を過ごしますが、この蝶の渡りを妨げないよう、高速道路を500m、移動のピーク時に通行止めにすることになりました。1分間に2000匹以上の飛来が確認された段階で規制に入るそうです。

さらに蝶が高速道路を横切り易いよう紫外線灯によるガイドも設置する計画です。

台湾には数多くのマダラチョウが生息しています。マダラチョウ科のチョウの中で最大だった種は標本にして売るために乱獲され、数十年前絶滅してしまったそうです。


蝶の渡りの為に高速道路を通行止めにするのはちょっと凄い。うまくいくといいですね。

(微妙な間違い修正しました)
チョウ大移動で高速道閉鎖=「交通事故」防止に協力-台湾

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(c) Chip East/Reuters
National Geographic China's Turtle Farms Threaten Rare Species, Experts Sayより


写真はミスジハコガメ、一時は中国内で1000ドル以上の値札をつけて取引されていました。ガンに効くという触れ込みだったそうです。

中国では今、カメの養殖場が急増しています。厳しい規制が輸入にかけられたことと、東南アジアのカメが乱獲により激減してしまい思うように輸入できなくなったことが理由です。

2000年の調査では市場で販売されるカメの70%がワイルドだったのに対し、現在30%までワイルドの割合は減少しています。この市場での流通のかわりに野生のカメに降りかかった新たな脅威が養殖業です。

通常、養殖が進めば取引の中心は養殖物に移行し、野生の個体数回復が見込まれそうですが、中国ではちょっと事情が異なるようです。中国の養殖場ではワイルドの方がCBよりも良く増えるという迷信が信じられているらしく、養殖業者は競って野生個体を入手しています。また野生個体を違法にCBという名目で売る業者も存在します。

特に、希少種の場合、誰よりも早く繁殖して儲けようという思いとその稀少性により、ワイルド個体入手への要求がより強いそうです。養殖業の増加は東南アジアのカメにとっては救世主となりそうですが、中国のカメにはとってはひどい災難になりつつあります。

中国内の消費の影響はアメリカにも波及しています。2003年から2005年の間に70万匹の野生のカメがアメリカから中国に食用として輸出されました。この影響でメリーランドのダイアモンドバックテラピンの個体数が減少し、野生個体の採集が禁止されることになりました。

中国のカメに対する欲望は納まらず、これまで東南アジアに伸ばしていた手を世界に向けて伸ばし始めているようです。


関連記事:
- ダイアモンドバックテラピン漁が禁止に
- がっぽり儲けよう!

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こちらはワシントン州で先週、議員による検討段階に入ったエキゾチックアニマル規制法案。
爬虫類はいつもの毒蛇+ワニに加え、ハナブトとミズオオトカゲが追加されているのが変わってる所。

ミズオオトカゲが入ってるのを見たのは初めて。どこから出てきたんだ?(もちろん動物権利団体からでてきているのですが、、、)

HB1418 (pdfです)

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CBBC Cold lambs get raincoatsより

イギリス、ヨークシャーデイル、子羊を小屋の外に出したかった羊飼いのガーネットさん、そこには一つ問題が。夜間、時々気温が氷点下にまで下がり、外で飼育すると子羊が死んでしまうおそれがあったのです。

頭を悩ませた末、防寒対策としておそろいの青いレインコートを子羊に着せてみる事になりました。現在のところ子羊も嫌がらずこのアイデアはうまく働いている様です。

なおレインコートは防寒以外にも役立っているそうです。怪しい外観を恐れてキツネが近づかなくなりましたw

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Salamanders suffer delayed effects of common herbicideより

除草剤として広く使用されているアトラジンにサンショウウオに深刻な影響を与える可能性があることが指摘されています。

サンショウウオの幼生をそれぞれ4/40/400ppb(ppmの1000分の1の濃度)のアトラジンに変態するまで暴露した後、個体が性成熟するまでの経過をケンタッキー大学の研究者が調査しました。

500日間の調査の結果、40/400ppbの濃度に暴露されたケースでは、幼生の時点での死亡率の上昇が確認されました。変態後の死亡率は、アトラジンに弱い個体が死亡したおかげで個体間の生存競争が穏やかになり、それほど高いものにはなりませんでした。

しかし、暴露していない個体と比べると、これらのサンショウウオ生存確率は極めて劣っていました。

4ppbのアトラジンの場合は、暴露の影響は約1年たってから現れはじめました。

この種の農薬の安全性を検討する場合、非常に短い期間の調査しか行われないのがほとんどで、1年を超えて追跡調査するということは通常は行われないそうです。

今回の結果は、両生類に与える影響を考えた場合、長期間の追跡調査が必要だという事を示しています。また両生類の変態前のアトラジン暴露は、幼生の間だけではなく、両生類の一生を通して影響を与える可能性があります。




これ「性転換してしまう」で少し触れたのと同じ農薬です。

アトラジンが両生類の生殖器官や性決定、死亡率に影響を与えるのは、ここ数年研究が進み出したテーマの様です。

ここで問題なのが、アトラジンの濃度です。両生類はどうやらアトラジンにひどく過敏で、人に安全とされる濃度の100分の1程度でも問題が発生しています。

例えば、食べ物に含まれるアトラジンの残留基準は主なもので10-20ppbです。毎日食べる全ての食品に10ppbのアトラジンが含まれていたとして、その食事を一生採り続けても人間には問題ないとされています。

カエルの場合、ある研究の結果によると僅か0.1ppbの濃度で悪影響がでています。普通に降っている雨水ですら時には1ppbのアトラジンが検出されるそうです。国内の水道水からも0.1ppbレベルのアトラジンが検出されています。

調べた範囲ではアトラジンの使用は特に禁止されてはおらず、現在も除草剤として利用されています。ただ、幾つかの農協などは自主的に使用するのをやめているようです。

ならコープ (一番下の使用制限農薬参照)

平成15年度のアトラジン使用量は福井、京都、奈良、和歌山、高知、沖縄の各県で0、それ以外の県で合計50tが農薬として使用されています。


いきなり我々がどうこうできる問題ではありませんが、もし農薬を選ぶ機会があるなら、アトラジンは選ばないという事を頭の隅にでも置いておいてください。

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© 2005 Wolfgang Wuster

下のオフィスに毒蛇が進入した記事書いてて疑問が。ウェスタン・ブラウン・スネークってどのくらい怖いの?

ということで調べて見たらありました。オーストラリアの陸生毒蛇の毒強度をまとめているサイトが。

1. Inland Taipan 50毒
2. Common Brown Snake 12.5毒
3. Taipan 7.8毒
  .
  .
10. Western Brown Snake 1.5毒
(毒は筆者が勝手につけた単位です。)

インランド・タイパン(写真)がぶっちぎりの1位。ウェスタンブラウンはあまりたいした事ないな、、、と思って下の方に目を移すと、参考にオーストラリア以外の国に生息する毒蛇が何匹か、

Indian Cobra 1.0毒
King Cobra 0.3毒

うわ、ウェスタンブラウンこわっ。というかオーストラリア怖すぎです。


こんなに猛烈な毒蛇がいても、オーストラリアで毒蛇に噛まれて死亡する人は年間1-2人位しかいないそうです。(量的には日本とほとんど同じ)咬傷に対する緊急体制と教育が行き届いているんでしょうね。素晴らしい。

Relative Toxicity of Australian Snakesより

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news.com.au Snake closes businessより

オーストラリアのアデレード、ちょっとした侵入者の影響で二日間閉鎖されていたオフィスがようやく開放されました。

侵入者は毒蛇のウェスタン・ブラウン・スネーク。先週の金曜日、体長1.5mほどの毒蛇が建物の近くにいるところを目撃されていたのですが、月曜の朝、そいつが喫茶室の中に入っていくところを発見、一気に厳戒態勢に。(ウハ、遅いってwww)建物の中にいた人は全員退去しヘビの行方を専門家が探していました。

二日間の捜索の末、ようやくヘビが捕まり仕事が再開されたそうです。

オーストラリアは強烈な毒蛇がたくさんいるから大変ですね。

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PHYSORG.com Mammoth, meteorite to go on auction in Franceより

来月パリで開催されるクリスティーズのオークションにマンモスの全身骨格が登場するそうです。体高3.8m、体長4.8mもあるそうですから、購入しても置く場所に苦労しそう。

気になるお値段は予定落札価格15万-18万ユーロ(2,300万ー2,800万円)

玄関に飾っておけば来客がびっくりする事間違いなしです。

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(c) AP Photo/New Zealand Ministry of Fisheries, HO
Associated Press Colossal squid may be headed for ovenより


写真は先月ニュージーランド沖で網にかかったイカ。重さは500kg近くあり、これまで知られているイカの中で最大。このイカ、陸揚げされた後、保存の為冷凍されていました。

こいつを調査しようとしたところ問題発生。大き過ぎるため自然解凍すると、中身が溶ける頃には外側は腐っている可能性があることがわかりました。

現在考えられているのは、イカを丸ごと電子レンジに入れて一気に解凍してしまう方法。世の中には丸太などを処理するために、このサイズのものを一気にチンできる大きさの電子レンジが存在するそうです。

ちなみに、アンモニア臭が強く食用には向いていないとのこと。


一気に解凍して、それをどう処理するのかちょっと見物。

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